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皆さんは化粧水を選ぶときどんなことに注目していますか？ 効能・香り・値段など、お好みによって様々ですよね。今回は「肌のバリア機能」を維持するためにオススメの自然由来の「天然のうるおい成分」をご紹介します！

そもそも「肌のバリア機能」とは？

健やかなお肌には20～30％の水分が含まれていますが、お肌の水分量は加齢とともに減少するのをご存知ですか？ お肌の水分量が20％を切ると乾燥肌になり、シワやたるみなどの原因だけでなく「肌のバリア機能」も低下してしまうんです。

「バリア機能を維持するためには水分を与えたらいいの？ 」と考えがちですが、ただ水分を与えるだけでは意味がありません。洗顔後に「お肌がつっぱる」という経験をされたことがある方は多いのではないでしょうか？ これは洗顔によって与えられた過剰な水分を肌が追い出そうとしている証拠。つまり、お肌には水分を逃がさない・保水力を持った成分を与える必要があります。

ここで注目していただきたいのが「天然保湿因子（NMF）」です！

肌のバリア機能の要は「天然保湿因子（NMF）」

天然保湿因子（NMF）とは肌の表皮の角質層にある「天然のうるおい成分」のこと。お肌は天然保湿因子（NMF）のお陰でバリア機能が働いているのですが、年齢とともに減少してしまいます…。

毎日使う化粧水で天然保湿因子（NMF）をキープしよう！

洗顔後のお肌は過剰な水分を蒸発させようと働くので、どうしても乾燥気味になります。やさしく水分を拭きとった後は天然のうるおい成分を補いましょう。お肌に水分を与えるだけでなく保水力も兼ね備えているので、天然保湿因子（NMF）を健やかに保つことができます。

自然由来の「天然のうるおい成分」をご紹介！

①セラミド

私たちのお肌の角質層の隙間を埋めている脂質のこと。スポンジのように積み重なっているので、水分を強力にはさみ込んでキープする力を持っています。肌のバリア機能を維持するのにとても重要な成分なので、セラミドは要チェックです！

②トレハロース

酵母や海藻類・きのこ類に多く含まれている成分。干ししいたけが水に入れるだけで元通りになるのはトレハロースのお陰だそう。トレハロースは水分保持力が大変優れているので、お肌の保湿効果も期待できるんですよ♪

③シロキクラゲ多糖体

「シロキクラゲ多糖体」は、その重量の480倍もの水分を抱えることができるので保水効果が◎ 3000年前の古代中国では、楊貴妃がシロキクラゲを漬けた水で洗顔していたとも言われています。昔から美容にその効果は知られていたんですね♪

④アロエベラ葉エキス

アロエがお肌に良いことは有名ですよね。アロエから抽出された「アロエベラ葉エキス」は、ヒアルロン酸にも匹敵するほどの保水力を持っています。

⑤ベタイン

サトウダイコンなどの植物に存在する天然アミノ酸系保湿成分のこと。皮膚への浸透性に優れているので、肌なじみがとてもいいんですよ♪

⑥レンチン

天然の界面活性剤である「レンチン」は、安全性が高いだけでなく角質の保湿やバリア機能を高める効果が期待できます。

⑦蒸留生体水

植物が作り出した植物生体水を、低温で抽出したものを「蒸留生体水」といいます。低温で抽出するため栄養素を維持することができ、お肌に浸透しやすい特徴が♪

まとめ

いかがでしたでしょうか？ 「天然のうるおい成分」を参考にして、ご自身に合った化粧水を探してみてくださいね！ 肌本来のバリア機能を高めて健やかな美肌を目指しましょう♪

参考文献：「老けないオーガニック」